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出演 NHKニュース7

2025年6月15日 NHKニュース7 「英語などで授業の小中学校 この5年で2倍近くに 人気の理由は」でコメントを放映いただきました。

国際系中高一貫校が人気ですが、実は、その下の国際系小学校が増え始めています。

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昭和女子大学附属昭和小学校国際コースは、その先駆けです。

前田校長のコメント、同校の授業風景、保護者の方のコメントは印象的です。

一条校の国際コースが増える背景には、プリスクールを卒園した英語力を持った幼児が全国的に増えており、そのまま英語で学び続ける小学校選びに繋がっていることがあります。

インターナショナルスクールの初等部に進学するケース、また一条校の国際コースに進学するケースがありますが、

・カリキュラム(一条校は学習指導要領、インターは、IBなど独自)

・就学義務

・生徒の多様性(一条校は、基本日本人、インターは、外国人を含む)

・校内の共用語(一条校は、日本語、インターは英語)

・国際移動性の高い生徒の転入出(一条校は、基本年1回または2回、インターはローリング入試で年間を通して)

など学校の運営が異なります。

共通しているのは、英語力を持った幼児が進学する先として

・一条校の国際コース

・インターナショナルスクール

が増えていることです。

出生数など人口が減りながら、プリスクールやおうち英語などを経て、英語スキルを持った幼児の比率は上がっていると推測されます。

インターと一条校とも運営の仕組みが異なるため、主に外国人向けのインターと日本人のための一条校という境界線は薄まりながらもニーズが高まり続け、人気になり続けると考えられます。

逆説的ですが、東大の2027年9月新学部「UTokyo College of Design」をはじめ、大学の英語で学べる学部が増え、国際系中高が増えれば増えるほど、実はインターと一条校の国際コースが連想して増えていくと考えられます。
そして、プリスクールが増える循環になっています。

取材いただきましたNHK齋藤記者、教育チームのみなさまありがとうございました。