プレジデント・オンラインとプレジデント・ウーマンに記事が掲載されました。
インターナショナルスクールに通わせているご家庭に話を聞くと海外転勤に伴い「駐在妻・夫」としてキャリアを捨てなければならないケースを多く耳にします。
社内結婚した場合、どちらかが退社するケースもまだ残っています。

日本と欧米では雇用形態が異なり、一概に言えないのですが、「ジョブシェア」という働き方を知りました。
大阪・関西万博の英国政府代表を務めるキャロリン・デービッドソンさんと外交官の夫、トマス・カーターさんは、夫婦でジョブシェアをしてきました。
今回、プレジデント・オンラインとプレジデント・ウーマンに前半が掲載されました。
明日、後半が掲載されます。
プレジデント・オンラインはこちら。
プレジデント・ウーマンはこちら。
「仕事を夫婦(パートナー)とシェアする」ことでどちらもキャリアを捨てることなく、スキルもメリットも生かすことができます。
もちろん子育ての時間もより増えます。
雇用制度は、すぐには変化しないのですが、外交官という代替が難しいと考えられる職種でジョブシェアの先駆者がいる、事実を社会にお伝えたいと感じました。
本記事の作成にあたり英国やヨーロッパの公務員制度、日本の人事院などをチームでリサーチし、やはり日本に「夫婦(パートナーを含む)ジョブシェア」という概念が少ないことに気付きました。
中年男性読者が多いプレジデントが記事にすることで、今後子育て世代や海外転勤になる方々、その上司や管理職に少しでも参考になればと思って書いた記事です。
プレジデント・オンラインの連載記事は、編集部の森下さん、構成の村井さんの3人でじっくりと考えながら作っています。
プレジデント・オンラインは、専門家の書き下ろしや書籍抜粋が多いのですが、これまでノーベル平和賞を受賞されたユヌス博士のインタビューをはじめ、インタビュー記事を中心に出来るのは森下さん、村井さんのおかげです。
今回も森下さん、村井さんにいつもお力添えありがとうございます。
改めましてデービットソンさんをはじめ在大阪英国総領事の皆様、新宮さん、ありがとうございました。